お風呂の換気扇を交換するタイミングはいつ?ポイントを解説

お風呂の換気扇は、ほぼ毎日稼動させているという方も多いですが、耐用年数がどれくらいかご存知でしょうか?今回は、お風呂の換気扇を交換するタイミングについて知っておきたいポイントと、修理や交換する際にかかる費用の相場を説明します。また、お風呂の換気扇をリフォームする際の換気扇の種類と機能について紹介します。

換気扇の異常サインと、耐用年数の経過が交換のタイミング

お風呂の換気扇の耐用年数は、8~15年が一般的です。電化製品ですので、使用を続けることにより換気扇のファンやモーター部分に寿命がきてしまいます。一見不具合などないように見えても、耐用年数を超えたものは換気能力が落ちている可能性が高いので、10年位をめどに交換するのが理想的です。また耐用年数を超えていなくても、電源を入れても作動しなかったり、換気音の異常や、異臭、風量の低下などのサインが見られたら、劣化や故障を疑ってメンテナンスを行うべきです。換気扇に異常が見られる原因には、単にホコリなどの蓄積による場合があります。ファンにホコリなどが溜まってしまうと、モーターの軸がずれてしまい、異常音や振動を発する場合がありますので、まずはできる範囲で掃除をしてみましょう。一方、異常音の原因は、モーターに発生したサビであることもあります。サビをそのまま放置してしまうと完全に故障してしまいますので、プロに依頼してメンテナンスをしてもらわなければなりません。

お風呂の換気扇交換は、換気扇の種類によって方法が違う

お風呂の換気扇を交換する際、換気扇を取り外す作業はどの換気扇も同じですが、新しく取り付ける換気扇の種類によって設置方法が異なります。「プロペラ型」は、扇風機の羽根のような形が特徴の換気扇です。屋外に面した壁に取り付け、直接外側に排気するタイプです。プロペラ型のメリットは、掃除がしやすいことと、風量が大きいことです。換気以外の機能はないので、戸建て住宅で、なおかつ暖房や衣類乾燥の機能を求めない方に向いています。もともとプロペラ型の換気扇を使用していて、交換もプロペラ型を選択するのであれば、大規模な工事はほぼ必要ありません。一方羽根が筒状に並んだ「シロッコ型」は、天井に設置してダクトを通して排気するため、外気の影響を受けず、風量が安定しているのが特徴で、ユニットバスやマンション向きの換気扇です。こちらは電気配線やダクトの設置作業も発生します。シロッコ型の換気扇は便利な機能付きのものがあり、新築やリフォームの機会にシロッコ型の換気扇を選択する人も多くいます。機能が良くなる分、プロペラ式に比べると高額になりますので、予算も考えた上で、選択しましょう。電気配線が伴うお風呂の換気扇の交換や修理は、漏電や感電、ショートなどの恐れがあるため、電気工事士の資格を持ったプロが行うのが基本です。素人判断で作業するのは危険ですので、必ず専門のサービスに依頼しましょう。

お風呂の換気扇交換にかかる費用と、費用を抑えるポイント

換気扇交換にかかる費用の相場は、3万~40万円くらいと、幅があります。タイマースイッチなど部品の交換で済む場合の工事費は3万円以内で納まることもあり、モーターのみの交換は3万円前後になる場合が多いです。ただし、工事費のほかに出張費、部品代が必要となります。小さな部品交換でも、工事費や出張費がまともにかかってしまうわけです。そのため、部分的な修理費用と本体を丸ごと交換する費用を比較すると、どちらも大して変わらないという場合もあるのです。換気扇の耐用年数も考えた上で、修理をするべきか、部品交換か、本体交換かを判断しましょう。そのためには業者選びも重要です。換気扇の不具合に関して、本体の故障が原因なのか、部品交換で済むのかを適切に判断し、最も的確な提案をしてくれる業者が望ましいです。調査して点検した結果、清掃するだけで不具合が解消されるケースもあるからです。浴室換気扇の施工に詳しい複数の業者に見積を依頼しましょう。また、プロペラ型の換気扇からシロッコ型への変更や、サイズがちがう換気扇への変更、その他配線工事が必要になる場合は、大掛かりな作業になるため、施工費用が35万~40万円ほどになる可能性があることを頭に入れておきましょう。特に浴室換気暖房乾燥機(多機能換気扇)を新設する場合、リフォーム会社にしっかりとした現場調査をしてもらった上、見積書を作成してもらいましょう。リフォームの費用を抑えるポイントとしては、メーカーにこだわらず、最低限欲しい機能を業者に伝えてお任せするという方法があります。大手メーカーのものはどうしても高額になりがちなので、企業のネームバリューではなく、機能を重視したものをプロの業者に選んでもらうのです。また、少し前の型番商品を選択する方法もあります。メーカーはどんどん新製品を発売しますので、型落ち商品は狙い目です。業者の都合によっては、在庫をたくさん抱えている商品があり、安く販売できるものもありますので、遠慮せずどんどん確認してみると良いでしょう。

換気扇の機能にこだわり、お風呂をもっと快適に

換気扇の交換リフォームを検討しているなら、お風呂をもっと快適に過ごせる機能がついたシロッコ型の換気扇がおすすめです。そんな多機能換気扇の便利な点をご紹介します。まず、「暖房機能」。これは、冷えやすい冬場に特に便利な機能です。入浴前にあらかじめ暖房をつけておけば、寒い思いをせずに浴室に入ることができるだけではなく、ヒートショックを防ぐことができます。ヒートショックとは、脱衣所や浴室などの寒い場所から、熱い湯船に入ったときに起こりやすい現象で、急激な血圧の変化が原因となって、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こします。高齢者や、高血圧・糖尿病などの持病がある方は、このヒートショックが原因で命を落とすことにもなりかねませんので、浴室に暖房がついているのは非常に理想的です。次に便利なのが「送風機能」です。涼風機能とも言い、冷房とは違う扇風機のような風が浴室内を循環することで、蒸し暑さをしずめ、のぼせることを防いでくれます。暑い夏でも快適に入浴できるのが嬉しい機能ですね。次は「乾燥機能」です。入浴後の浴室を乾燥させる目的の他に、衣類も乾燥できるのが大きなポイントです。雨の日などで外に洗濯物を干せない時、また花粉や黄砂などが多く、外干ししたくない時に非常に便利な機能です。部屋干しだと生乾き臭が気になりますが、浴室乾燥機ではそのような心配もありませんので、安心して洗濯物を干すことができます。各機能に共通しているのが「タイマー機能」です。例えば、帰宅する時間に合わせて暖房が付くように設定しておけば、入浴する頃には快適な温度になっていますし、出かける前に洗濯物を干し、タイマーを設定しておくことで、帰宅時には衣類が乾いているので、お風呂が快適になるだけでなく、生活がとても便利になります。また、換気扇を回し続けていると電気代が気になるところですが、タイマー機能をうまく活用することにより、節電対策にもなります。毎日使うお風呂ですから、快適で、なおかつ安全である換気扇が望ましいですよね。このような便利な浴室換気扇ですが、自宅の浴室に合うものがあるのか、費用は莫大にならないか、様々な不安や疑問が浮かんでくるでしょう。まずは浴室換気扇に詳しいリフォーム業者を探して、相談してみてはいかがでしょうか。業者によっておすすめするメーカーに違いもありますので、複数の業者に見積もりを依頼し、予算やプランを伝えた上で、親身になって相談に乗ってくれるところを選びましょう。

自己流で浴槽近くにテレビ取り付け工事をするのは危険?

浴槽にゆっくりと浸かりながらテレビを見たいという方も多いのではないでしょうか?しかし一般的に浴室の基本設備にテレビは含まれていないため、設置を希望するのであれば後から専用のテレビや部品を取り寄せなければなりません。また、複雑で難しい取り付け工事も必要です。以下に、浴室にテレビを設置する際の具体的な工事方法とセルフ工事の危険性についてまとめました。

テレビ設置が可能な浴室の条件とは?

浴槽近くにテレビを取り付けたい場合には、前もって工事に適した環境かどうか確認しておくことが必要になります。そもそも浴室でテレビを見るためには、電気用と地デジデータ用の二種類のケーブルを配線しなければなりません。つまり、これらのケーブルを通せる環境でなければ浴室へのテレビ設置が難しくなるのです。配線工事をスムーズに進めるための条件として、ユニットバスであるということと天井に専用のケーブルを通すための点検口があることが挙げられます。天井に点検口がない場合でも設置できないことはないのですが、このケースだと壁にケーブルを通すことになるため大規模な工事となります。配線が不可能な場合や十分な工事費用が用意できない場合には、工事不要で使用することができるポータブルテレビを利用するという方法もあります。ただし、電波状況によっては鮮明に映らないことも考えられるため高画質で見たい方には不向きです。

テレビの設置方法

浴室にはリビングのようにテレビ台を設置するスペースがないため、基本的には壁に取り付けることになります。薄型テレビが主流となったこともあり、こういった設置方法が可能となりました。壁への設置は大きく分けて二種類の方法があるので、浴室の形状やデザインに応じて選んで下さい。具体的には、壁掛け式と埋め込み式の二種類です。ポータブルタイプも入れると三種類になりますが、これは工事が不要なので今回は除外します。いずれのテレビも浴室で使用する目的で設計されているため、防水加工などの特別な設計が施されています。壁掛け式については、本体に付属している壁掛けキットを使用して取付工事を行います。説明書通りに進めればセルフ工事でも問題なく設置できますが、湿気が多い特殊な環境なので固定したはずのビスが外れてテレビが落下することが予想されます。特に、揺れが壁にダイレクトに伝わる地震の時などは注意が必要です。落下によって高額なテレビが故障してしまうことにもなりかねないため、設置の際には入念に作業をして下さい。当店に依頼してもらえれば、部品の脱落や破損を予防するためにより丁寧な工事を行います。要望に応じて、付属の壁掛けキットに加えて独自の工事も施すので安心です。テレビの設置に際してワンランク上の安定感と美観を求めるのであれば、埋め込み式を選んで下さい。浴室の壁の中にテレビ本体を埋め込むので、落下の心配がありません。埋め込み式の場合は電源やアンテナの配線を建物本体の分配器としっかり接続するため、使用中に映像や音が乱れにくいというメリットもあります。ただしこの設置方法を選んだ場合、テレビの故障などで交換が必要になった時に埋め込み用の穴の大きさに合わせて新しいテレビを購入する必要があります。後からテレビのサイズを変えることができないため、熟考して選ぶようにしましょう。

配線工事の内容について

テレビ設置のための条件をクリアした浴室であっても、浴室天井裏に地デジ対応アンテナ分配器がなければ大掛かりな配線工事が必要になります。天井裏に入って分配器がある位置までケーブルを延長しなければならず、家の構造によっては難易度がかなり高くなってしまうのです。これは、素人のセルフ工事ではカバーできない領域と言えます。費用についても状況によって変わってくるため、事前に見積りなどで確認しておいて下さい。その他、浴室の近くにテレビを設置している部屋があれば分配器を利用せずにケーブルを分岐させて繋ぐという方法もあります。天井の点検口を経由する工事よりも比較的簡単にできることから、こちらの方法を選択する人も増えています。具体的には、地デジを受信しているテレビのF型プラグを分岐させて浴室まで引っ張って繋げるという方法です。浴室とテレビを設置している部屋が遠ければ遠いほどケーブルが長くなり、場合によっては壁に穴を開けるなどして通さなければなりません。その分、費用と期間がかかるということを覚えておいて下さい。どうしても壁に穴を開けるのが嫌という方には、防水カバーで保護しながら天井や壁を這わせて設置するという方法もあります。いずれにしても、ドアの部分には穴を開けることになります。工事をできるだけ簡単にしたいという場合には、発想の転換でケーブルに頼らずWi-Fiなどの無線を選択してみるというのはいかがでしょうか?これは、浴室近くに設置したテレビに送信機を取り付けてそこからWi-Fiで地デジデータを送信するという方法です。しかし、いずれにしても電源は確保しなければならないため配電工事は必要になります。この場合も、前述の通り天井から電源を引き込む工事を行うことになります。地デジのケーブル工事が不要になる分費用も時間もかからないため、早急に工事を終わらせたいという方におすすめです。ただし、電波には壁や天井などの障害物に当たって反射する性質があります。つまり、Wi-Fiを設置したとしても壁の数や角度によっては地デジデータが上手く受信できないのです。Wi-Fi設置後に肝心のデータが届かないケースも報告されているため、これに該当してしまう可能性も考えてアンテナの増設工事の計画も立てておきましょう。浴室にテレビを取り付ける工事には様々な方法があるので、自分にぴったりのものを選んで下さい。

なぜセルフ工事が危険なのか

それではなぜ、浴室のテレビ取り付け工事が素人には難しいのでしょうか?難易度の高い工事は別として、簡単な内容であれば工夫次第でDIYの範囲内でできなくはないはずです。しかし、浴室の工事に関しては問題はそこではありません。まず、電気工事自体が資格がなければ従事できない決まりとなっています。電気の配線はとても複雑なため、状況によっては工事の途中で感電する可能性があるのです。また、一見上手に配線できたとしてもどこかに不備があるせいで漏電することも考えられます。漏電すれば入浴中に感電する事故や火災などの最悪の事態にも繋がるため、そういったことにならないように完璧に工事をしなければなりません。最近では、自分で簡単に浴室にテレビが設置できるという専用のDIYキットも見かけるようになりました。安価で工事費用がかからないことから人気を集めていますが、安全性が確認されていないため業者としてはおすすめできません。セルフ工事で節約しても、感電事故や火災が起きては意味がないのです。浴室は、他の部屋とは性質が異なります。入浴中はもちろんのこと、それ以外の時も常に湿度が高く水分が充満しているのです。水分が多いということは電気工事をする上でリスクが伴います。知識と経験が豊富なプロであっても細心の注意を払って工事を行っているほど繊細な作業なので、素人に任せることはできないのです。中途半端な工事は命取りとなるため、浴室にテレビを設置したくなったら是非当店に連絡して下さい。浴室や家の構造を見ながら、ベストな工事方法を提案します。予算が限られている場合にはその範囲内でできるように計画を立てることも可能なので心配いりません。

寒いお風呂にはもう入らない!断熱リフォームでポカポカお風呂へ

冬の寒い日に入るお風呂は格別なものです。冷えた体を隅々まで温めてくれるお風呂、でも浴室が寒かったら、お風呂に入ること自体が億劫になってしまいますよね。特にご高齢の方は、お風呂と脱衣室との温度差によるヒートショックの影響も気になるところです。お風呂の寒さはリフォームすることで解決できます。浴室内の寒さは断熱材の施行が不十分であることが原因の一つです。お風呂の断熱リフォームを知って、室内も浴槽も温かいお風呂をゆっくり楽しみませんか?

寒いお風呂のリフォーム、メリットと方法

冬にお風呂に入ろうとしたら凍えるような寒さだった、そんな経験はありませんか?浴室の断熱が不十分だと、屋外の冷気が床、壁、窓などから伝わって冬場は過酷な寒さになります。凍えるような脱衣所で震えながら服を脱ぎ、浴室のタイルの冷たさに身をすくませた経験は古いお風呂を使用したことがある方なら分かるかもしれません。しかし、寒いお風呂は、高齢者、高血圧の人、飲酒後の入浴の際にはとても危険です。部屋の中は温かいのに、脱衣所や浴室が寒いと温度差の影響によって、身体に悪影響を及ぼしヒートショックの原因にもなって命の危険にさらされてしまいます。ヒートショックとは、急激な温暖差によって、血圧が急に上昇または下降することで脳梗塞、心筋梗塞、脳貧血などを誘発してしまうことを指します。お風呂を寒くないようにリフォームすることは命を守ること、と言っても過言ではありません。また、浴室の寒さはそれほど気にならない、という家も浴室を設置してから20年を目安にリフォームを考えるとよいでしょう。一般的に、この20年を過ぎると建物や設備の劣化が加速すると言われています。浴室にひび割れやサビがある、カビの付着がひどい、排水の流れが悪い、脱衣所の床がたわんできた、このような症状が見られたらリフォームを考えることが大切です。この時期は設備機器等の故障も多くなります、リフォームが難しい場合は一度業者に点検を依頼してみるのもよいでしょう。また、古い浴室は、段差や床が滑りやすい、浴槽のまたぎが高い、水栓が使いづらい等の断熱性以外の安全面での脆弱性もあります。近年、お風呂の利便性や性能は飛躍的に進歩しています。最新タイプの浴室にリフォームすることで、断熱性だけでなく安全面、利便性も向上できるのです。それでは、お風呂のリフォームにはどのような方法があるのでしょうか。浴室は、主にユニットバスと在来工法の浴室の二種類に分類されています。浴室のリフォームは、水気の多い場所ということで他の部屋より劣化が早いとされているので、部分リフォームではなく壁、床、天井、浴槽、配管等を丸ごと変える工事が一般的となります。リフォームにあたっては、ほとんどの家庭がユニットバスを選ぶと言われています。在来工法からユニットバスに変更したり、ユニットバスからユニットバスに変更したりすることでお風呂場を丸ごとリフォームし、快適な浴室を短い工期でリーズナブルに手に入れることができるからです。一方、在来工法でのリフォームは、自分好みにオーダーメイドでリフォームすることができるので特殊な形状の浴室や、こだわりのある浴室のリフォームに向いています。在来工法のリフォームはユニットバスよりは工期が長く、費用がかかることが多いですが自分のこだわりの浴室を作りたい、という方にはおすすめの工法です。

寒いお風呂はユニットバスで丸ごとリフォームがおすすめ

最新式のユニットバスは、断熱性、保温性、節水性を兼ね備えた省エネ効果が高く、手入れもラクにできるということで人気があります。冷たさを軽減したタイルなどの断熱性能の高いユニットバスもあり、どれも導入する際はそれなりのコストは掛かりますが、その後の様々な光熱費や維持費等を考慮するとリフォームをしないで古いお風呂を使用しているよりもお得かもしれません。予算の問題で、部分リフォームを考えている方もいるかもしれませんが、浴室は劣化が早いので今は良くても数年後に全体を直す必要に迫られる可能性があります。できることならお風呂のリフォームは丸ごとしてしまう方が後々面倒がないとも言えます。寒さ対策なら浴室暖房機を付ければ解決じゃないか、という意見もありますが、浴室全体の断熱性が低ければ結局電気代などが増え非効率です。リーズナブルにお風呂のリフォームを考えたのなら、ユニットバスで丸ごとリフォームが効率的だと言えます。ユニットバスの寒さが気になるというケースでよく挙げられるのが、断熱材が適切に施行されていないというケースです。戸建ての建築計画の段階で断熱施工する範囲を決める際に、ユニットバスの部分が除外されてしまっていると、ユニットバスの寒気が隣室にも伝わり寒い浴室や脱衣所になってしまいます。一方、ユニットバスまでの外壁で断熱施工が切られてしまうと、壁の間から隙間風が入りやすくなり、これも寒さの原因となるのです。このようなことを解決するために、リフォームの際は、可能な限りユニットバスの外周を断熱材で囲うように計画します。ユニットバスの側面である壁だけではなく、上下の部分についても同様です。ユニットバスを設置する外壁一体に断熱材を入れ、浴室周りは基礎断熱というリフォームをすることで冷気の入り込みを防ぎ、浴室内も暖かくする工法を用います。基礎断熱とは、ユニットバスの下にある、建物の基礎となる部分に断熱材を施行することで床下から囲い、ユニットバスを寒い外気から守る方法です。これら断熱材の施行は、ユニットバスの交換の際しかできないので、このケースの施行をする際はユニットバス全体のリフォームが必要だと言われています。また、壁や床下に充分な断熱材を入れていても、窓の対策を忘れていては元も子もありません。窓からの冷気対策として効果的なのは、既存の窓にプラスした室内側への内窓の設置です。内窓の設置により、サッシ間が空気の層となり断熱効果があるからです。内窓の設置のほかに、サッシのガラスを複層ガラスにすることも断熱効果があります。アルミの窓は熱を伝えやすいので樹脂製にするのがおすすめです。また、現在では、ユニットバス自体にも断熱性を重視して床面を断熱構造、壁面を断熱パネルを使用した商品も多数あります。保温機能のある浴槽や冷たさを感じにくい床などお風呂の断熱の方法は多種多様な物があります。お風呂のリフォームの基本は浴室内の断熱効果を考慮し、断熱材を使用して壁、天井、床、浴槽の全てを断熱材で覆うこと、これで浴室内の暖かい空気が逃げずに快適に過ごすことができるのです。

お風呂の断熱リフォーム、気になるコストは?

快適で温かいお風呂のリフォームの方法について知ったところで、気になるのが浴室リフォームのコスト。浴室のリフォームはおおよそいくらかかるのでしょうか。ユニットバスのリフォーム費用は、一般的に機器代金と工事費からなります。ユニットバスの代金は50万円~100万円、工事費は20万円から40万円程度と言われています。もちろん、これは標準的なグレードのユニットバスの設置の目安で、設備が高性能になったり浴室の広さ等で値段は変わってきます。浴室が在来工法の場合は、解体費用がかさむこともあるのでよく確認をして下さい。リフォーム費用を少しでも安く押さえたい、それは当然のことです。そこでチェックしておきたいのがリフォームに対する補助金制度と減税制度です。地方自治体によって補助金制度は違いがあるのでご自身の自治体の制度を確認しておくことが大切です。また、リフォーム会社でも教えてくれたりパンフレットをくれたりする場合があるので積極的に質問をし、活用しましょう。確定申告で申告すると減税制度を活用できる場合もあります。工事費の一部が戻ってくるのでこれも合わせて確認しておきましょう。また、予算や日程等でリフォームはまだできないけれど寒さを解消したい、という場合は、脱衣所にファンヒーターを置き浴槽に向けて暖めておくという方法が効果的です。窓にブラインドを設置し、冷気の侵入を防ぐとさらによいでしょう。お風呂は、自分や大切な家族がリラックスできる空間です。寒さで命の危険にさらされるなんてことがないように、お風呂のリフォームで、一年中快適に入浴できる環境を整えてはいかがでしょうか。

お風呂の追い炊きでお湯が濁る時の解消方法

毎日入れ替える家庭もあれば新しくお湯を入れた翌日は追い炊きを行うなど、お風呂のルールは家庭によってさまざまですが、追い炊き派で困る出来事のひとつが追い炊きによってお湯が白く濁る現象です。何が原因で白く濁っているのか分からないと、健康面はもちろん安全面でも気になるところでしょう。ここでは、お風呂の追い炊きを行った際にお湯が濁るいくつかの原因と、その解消法について解説してます。

追い炊きでお風呂が濁る原因

蛇口や給湯口から出ているお湯が白い場合は、気泡によるものや水質の異常などさまざまな理由が挙げられますが、追い炊きをしてお湯が白く濁る時は給湯器の劣化もしくは追い炊き配管が原因と考えられます。近年エコキュートなど電気による給湯器も増えていますが、多くの家庭で使用されているのはガスの火力によって水を温めるガス給湯器です。このガス給湯器には寿命があり、耐用年数は8~10年で最大でも15年までとなっています。長く使用していると給湯器は経年劣化が積み重なり、追い炊きそのものができなくなったり、設定した温度より高い・低いお湯が出たり、お風呂のお湯が白く濁ったりといったトラブルが発生するようになるのです。もし追い炊きをしたお湯が白く濁っていて、さらに給湯器の動作が不安定であれば耐用年数の限界に近付いていると見て良いでしょう。もう一方の原因である、追い炊き配管とは風呂釜と湯船の中間に配置されている配管のことで、湯船の水を引き込んで給湯器に届けて、給湯器で加熱したお湯を湯船に戻す役割を持つ箇所です。このシステムを採用した湯船を循環式浴槽と呼び、強制的もしくは自然循環でお湯を排出しています。この追い炊き配管の形状は二種類あり、給湯器と湯船の位置が近くて高さも同じであれば直線ですが、大抵はスペースの問題などにより途中で折れ曲がった形状が多いです。この折れ曲がった形状が問題で、カーブの部分に汚れが溜まりやすく雑菌が繁殖しやすくなります。追い炊きをする時は、前日に入った人の垢・皮脂や髪など汚れが湯船の水に含まれており、その汚れを含んだ水を一旦給湯器に戻さなければいけません。さらに、湧かしたお湯を湯船に戻す際にも追い炊き配管を通るため、配管に汚れはどんどん溜まっていきます。これにより、追い炊きでお湯が白く濁る原因が発生してしまうという訳です。給湯器の劣化や配管の汚れが原因であると特定するための要素に、色とにおいの2つが挙げられます。追い炊き後の白く濁ったお湯がしばらく経って透明に戻るなら、給湯器によって加熱された時に発生する気泡が要因であり、単なる自然現象であるため給湯器に問題はありません。水を鍋にかけて、水温が高まってくる小さな気泡が無数に含まれている状態と同じだからです。しかし、白濁状態がずっと続くのであれば給湯器の異常や追い炊き配管の汚れが原因である可能性が高くなります。もう一方の「におい」に関しては、酸性のきついにおいやヘドロのようなにおいなどの刺激臭が特徴です。ヘドロやドブのようなにおいであれば配管の汚れが原因である可能性が高く、ガス臭や焦げ臭いにおいがすれば給湯器の故障が疑わしいです。特に後者は危険で、この状態で下手に使い続けると火災や爆発の恐れがあるため、ただちに使用するのをやめてください。

蛇口から出るお湯が白く濁っている場合の原因

追い炊きをした時ではなく、お風呂場の蛇口やシャワーから出るお湯そのものが白く濁る場合は給湯器が原因でない可能性があります。最初に、機器や水質など異常がないケースとして、先述の「気泡」が挙げられます。給湯器によって加熱された水に、小さな気泡が含まれているため白く濁って見える現象です。この状態であるかどうか確認するには、コップにお湯を入れて放置すれば分かります。10分ほど待って、お湯が透明になれば全く問題はありません。しかし、いつまで経ってもお湯が白く濁った状態であれば、水道管を流れる水質に何らかの異常があるか、水道管の内部の劣化が考えられます。水質の異常かどうか判断するには、給湯器をオフにして水を出してみましょう。水道から流れる水そのものに異常があれば、給湯器を使っていなくても白く濁るからです。一方、水道管の劣化の場合は、白い浮遊物や赤錆などが確認できます。水道管の内部が腐食して、赤錆が発生したり、ゴミや汚物が流れ込んでいる証拠です。こちらの確認方法も、コップなどにお湯を入れてみれば判別することができます。

追い炊きや蛇口からのお湯が濁る場合の解消方法

まず、追い炊きをした際にお湯が白く濁る場合、給湯器の異常もしくは追い炊き配管の汚れが原因です。特に給湯器の異常の場合は、速やかに修理業者へ連絡して、点検および修理、交換などの作業を依頼しましょう。ちなみに、給湯器の電源が入らないというトラブルが併発するケースもありますが、耐用年数の寿命が近い時に起こる典型的な症状で、交換の必要がある場合がほとんどです。いずれも、異常を抱えたまま使い続けると爆発や火災など事故に繋がる可能性が高いため、一刻も早く点検や修理を依頼するようにしてください。追い炊き配管の汚れが原因の場合、風呂釜用洗浄剤を用いて掃除しましょう。自然循環タイプの場合は下の穴をタオルなどで塞ぎ、上の穴に洗剤を流し込みます。強制循環タイプの場合は、穴に洗剤を流し込むだけで良いです。洗剤を流し込んだら穴の上10cmほどの水位になるまで、水を湯船に張ります。40~50℃に温度を設定して、追い炊きをしてから2時間ほど放置しましょう。時間が経ったら、自然循環タイプの下の穴のタオルを外して、お湯を全部抜きます。お湯が湯船から抜けたら、ホースを穴に突っ込んで勢いよく水を流し込み汚れを洗い出して清掃完了です。ちなみに、普段入浴剤を使用している場合も追い炊きで白く濁ることがあります。これは入浴剤が追い炊きのための配管に付着して、追い炊きをする度に噴出されるからです。この場合も配管の清掃で解消される場合があるため、ぜひ試してみてください。次に、水道管から出てくるお湯自体が白く濁る場合、気泡のケースを除いて水道を流れる水の水質の異常か、水道管の内部の劣化が考えられます。水質異常による白濁の解消方法としては、水道局に連絡する他ありません。飲み水や料理、手洗いなど生活用水に異常をきたすため、こちらも速やかに連絡して対処する必要があります。水道管の劣化に関しても、マンションであれば管理人に連絡、戸建ての場合は地域の水道局へ連絡しましょう。しかし、水道管から出てくる白や緑色の浮遊物がお風呂場の蛇口のみであった場合、蛇口のパイプ部やホースの劣化によるものも考えられます。使用年月が長いのであれば、蛇口のパイプ部のフィルター交換やパイプそのものの交換を試してみましょう。蛇口のパーツの劣化が原因であれば、劣化部分の交換で改善することがあります。

追い炊きで白く濁る際は、給湯器の点検と配管の掃除を

追い炊きを行うことでお湯が白く濁る場合、多くは給湯器の異常か追い炊き配管に汚れが溜まっているケースが多いです。給湯器の寿命が近付いているケースが多いため、使用している年月の確認をするとともに速やかに業者を呼んで、点検や修理・交換を依頼しましょう。配管の汚れに関しては、定期的に行うことで解消できる可能性が高いです。一方、蛇口から出るお湯が白く濁っている場合は、気泡によるものが大部分であるものの、蛇口から出る水も濁っている場合は水道管の異常やパーツの劣化、水道管内部の劣化が考えられます。この場合は、生活用水にも影響するので水道局に連絡してください。配管の汚れが頑固でなかなか取れない場合や、給湯器のメンテナンスや修理に関してお困りでしたら、ぜひ当社にご相談ください。

シャワーがぬるいのは給湯器の不具合?原因の確認方法と交換の目安

なんだかシャワーがぬるい気がするというときには給湯器の不具合を疑った方が良い場合もあります。ぬるいときにはまず確認すべきポイントがあるので紹介します。それでも直らないときには給湯器を疑いましょう。給湯器にも寿命があるので交換が必要になることもあります。どのような状況だったら交換した方が良いのかも合わせて理解しておきましょう。

シャワーがぬるくなる原因とは

シャワーがぬるくなってしまう原因を考える上では原理を理解することが大切です。水道管から入ってきた水がお湯になってシャワーから出てくるまでには様々なプロセスがあり、どこが破綻してもぬるいお湯になってしまう可能性があるからです。簡単に流れを確認してみましょう。水道管から出てきた水は給湯器で温められます。瞬間式の場合にはその水がすぐにその場で高温に温められますが、貯槽式の場合には予め湯沸かしをしておいて貯まっているお湯と水を混ぜて適温にするのが基本です。そして、適切な温度に調節された水が配管を通ってシャワーから出てくることになります。この過程で温度コントロールが行われていますが、給湯器側でまず調節が行われ、さらにシャワー側で調節されて出てくるという仕組みが一般的です。このため、お湯は出てくるけれどぬるいという場合には給湯器あるいはシャワー側のサーモセンサーに不具合があって温度が低くなってしまう可能性が考えられます。また、そもそも温度設定が低くなってしまっているためにぬるいお湯しか出てきていない場合もあるでしょう。また、シャワーによっては温度センサーが温度コントロール用のものとは別にあって、一定以上の温度のお湯が出ないようにしてあることもあります。やけどをしてしまうような温度にはならないようにして事故を防いでいるのです。そして、もう一つ考えられるのが給湯器で十分に高い温度のお湯を用意できなくなってしまっている可能性です。40℃のお湯が欲しいときに給湯器が30℃のお湯しか作れないという状況になっていたらぬるいお湯しか出せないことになります。このように様々なタイミングでシャワーがぬるくなってしまう可能性がありますが、給湯器が故障しているかどうかは確認することが可能です。

シャワーがぬるいときの確認ポイント

シャワーがぬるくて困ったら簡単にわかるポイントから順に確認していきましょう。まず、給湯器の電源が入っているかを確認するのが大切です。シャワー側も通電が必要なタイプの場合には電源が入っていることを確認しなければなりません。次に、給湯器の操作パネルを確認して設定温度が期待している温度になっているかを確認しましょう。もともと40℃にしていたのに、誰かが操作して35℃にしてしまっていたというケースも考えられるからです。この状況でシャワー以外の場所でまずはお湯を出してみて温度が正しいかどうかを確認します。もしこの時点で操作パネルに表示されている温度と同じ温度のお湯が出てきているなら給湯器は正常に動いていると判断できます。シャワーに原因がある可能性が高いのでさらに原因を探ってみましょう。シャワーに付いている温度調節ハンドルやサーモバルブを見て、出てきて欲しい温度の設定になっているかを確認します。それも正しいというときでも温度表示と実際の設定温度が違っている可能性があるので、試しに温度をもう少し高くしてお湯を出してみましょう。それで温度が上がるという場合には表面から見えている温度設定とシャワー本体に付いているサーモセンサーの値がずれてしまっているとわかります。温度が上がらない場合にはサーモセンサーに不具合があるか、温度調節ハンドルが壊れてしまっていて調節できていない可能性が考えられます。この場合の対策はシャワーのメーカーや機種によって異なりますが、表示とサーモセンサーがずれているときにはハンドルを外して正しい方向で付け直すだけで直るのが一般的です。サーモバルブが壊れているときやサーモセンサーに不具合があるときも部品交換で済む場合がほとんどですが、交換方法はものによって異なります。取扱説明書を参照して自分で交換できる場合には部品を手配して交換すれば良いでしょう。メーカーに問い合わせる形で指示が書かれているときにはコールセンターや販売店に連絡して対処してもらうのが適切です。

一方、他の場所でお湯を出してみたけれどやはりぬるいという場合には給湯器側に原因があると考えましょう。基本的に給湯器の故障の場合には内部で不具合が生じているので自分で修理するのは困難です。もし操作パネルにエラー表示があり、その対応策が取扱説明書に記載されているならその通りに行ってみましょう。それでも直らない場合にはメーカーに問い合わせて修理してもらうのが賢明です。ただし、修理をするよりも交換した方が良い場合もあります。どちらが良いかを素人目で判断するのは難しいですが、修理業者に判断を委ねると業者にとって利益になりそうな方で判断されてしまう可能性も否定はできません。簡単な判断基準を知っているといざというときに決断しやすくなるでしょう。

給湯器を交換するときの目安

給湯器を修理するか交換するかで悩んだときに目安になるのが設置時から10年程度が経過しているかどうかです。一般的に給湯器は8年~15年程度の寿命を持っています。もともと外で使う設計になっているので使用環境が寿命に与える影響は少なく、どれだけ稼働させていたかによって寿命が左右されやすいのが給湯器の特徴です。一般的な使い方では10年以上使えますが、寒い時期に長時間使用していたり、大家族なのに小容量の給湯器を使ったりしていると10年以内に寿命が来てしまうこともあります。寿命が来たかどうかの判断基準としては10年と考えておきましょう。その時点で修理したとしてもすぐに別の部分が故障してしまって再度の修理が必要になるか、修理が難しくなって交換を余儀なくされる可能性が高くなります。しかし、交換するかどうかの判断をするときにはもう少し短い年数を目安にした方が経済的です。修理をした数ヶ月後には寿命が来てしまう可能性があるという場合には交換して新品にした方が良いと考えられるでしょう。不具合が生じてきやすいのが8年目からと言われているので、交換の目安は使い始めてから8年と考えておくのが賢明です。修理してから2、3年で壊れてしまうくらいなら新品に交換して10年くらい使えた方がより良いと考えられるからです。

給湯器の交換について知っておきたいこと

給湯器を交換する上で知っておきたいのが費用です。給湯器本体は10万円前後のものが主流で、10万円~15万円程度で業者に交換してもらえます。業者に依頼して給湯器本体の手配も依頼することもできますが、自分で給湯器を購入して業者に交換してもらうという方法も選ぶことが可能です。メーカーや機種にこだわらないなら業者に調達まで任せてしまった方が安上がりになる傾向がありますが、型落ちで安い給湯器を見つけられれば自分で買った方が安いでしょう。ただし、熱効率などの影響でランニングコストは新しい給湯器の方が良い場合もあります。安易に安ければ良いと考えるのではなく、長期的に見て経済性の高いものを選ぶのが大切です。また、交換のときは給湯器の号数を変更するのにも適したタイミングなので家族構成を考えて無駄がなくて容量も小さすぎない給湯器を選びましょう。ただし、号数が変わるとスペース的に置けない場合もあるため、予め寸法を確認しておくのが大切です。

給湯器の寿命は?こんな症状に気をつけよう!

給湯器を使っていると調子が悪いのではないかと感じることがあるでしょう。突然壊れてしまうとお湯が使えなくなって途端に困ってしまいますが、今のところはちゃんとお湯が出ているとなるとまだ大丈夫かもしれないと考えてしまいがちです。寿命がどの程度なのが一般的かを知った上で、症状に応じてリスクの高さを把握しておきましょう。

給湯器の一般的な寿命とは?

家庭で使用されている給湯器には種類があります。燃料の違いではガス式のものが主流になっていますが、電気や石油を使っている給湯器も多数流通しています。また、給湯器がお湯を供給する仕組みも大別すると二通りあり、瞬間式と貯湯式に分けることが可能です。瞬間式の場合にはスイッチを入れるとすぐにその場で温度を上げてお湯を供給してくれるのに対し、貯湯式の場合には予め沸かしておいたお湯を保温しておいて給湯してくれる仕組みになっています。このような違いこそあるものの、給湯器の寿命には実はあまり大きな違いがありません。一般的な使い方をしている場合には10年から15年程度が寿命で、使用量によって大きく左右されるのが特徴です。もともと屋外に置くことが想定されているので使用環境による影響は小さく、単純にどれだけ稼働させたかが寿命に影響します。北国で使用量が多い場合や大家族なのにあまり容量が大きくない給湯器を使っている場合などには寿命が10年程度になることもよくありますが、一人暮らしでほとんど使わないという場合には15年以上も使えることもあるのでケースバイケースです。あくまで期間的な寿命は目安として覚えておき、寿命が近づいているのがわかる症状に気づいたときに対策を立てるという考え方が重要になります。

こんな症状には要注意!

給湯器の寿命を感じやすい症状として代表的なものには五つあります。一つ目として、突然動かなくなってしまってお湯が全く出ないという場合には寿命の可能性があるでしょう。電源がつながっているか、ガス栓が閉じてしまっていないか、石油が切れていないかといった点を一通り確認しても問題がない場合には突然の故障と考えるのが妥当です。二つ目として給湯器から煙が立ち上がってきたというケースがあります。この煙が黒い場合には不完全燃焼が起こっていてガスや石油などが異常な燃え方をしてしまっているリスクが高く、このまま稼働させていると危険です。火事を起こしてしまうリスクがあるだけでなく、ガスの場合には一酸化炭素などの中毒性のあるガスが生じている可能性があります。わずかでも煙が目視できた場合には寿命が来たと考えるのが安全策です。三つ目として異常な音を感じたというケースがあります。給湯器を動かしているときに燃焼に伴う音がするのは正常ですが、ガタガタといった音や爆発音などが聞こえているときには内部で故障が生じている可能性があります。しばらくは使える可能性があるものの、いつ黒い煙が立ち上がるようになるかもわからない状況なので速やかに対処をしましょう。四つ目としてお湯の温度が安定しなくなる症状が挙げられます。給湯器の寿命が近づいてくると温度制御がうまくいかなくなりやすく、お湯を流しているときに突然温度が上がったり下がったりすることがあるのです。シャワーを浴びているときに突然冷水になったり、手を洗っているときに熱湯が出てきたりすると危険が大きいので早めに対処しましょう。これに類似している症状として五つ目に挙げられるのが温度の低下です。温度を高めに設定してもあまり上がらなくなってしまうのも温度制御の機能が低下しているか、燃焼系にトラブルが発生しているといった原因が考えられます。徐々に温度がぬるめになっていくと気づかない場合もありますが、自覚できる程度まで下がってきたときには速やかに対処した方が良いという認識を持っておきましょう。

寿命を感じたら修理か交換か

何らかの症状が出てきたら給湯器の寿命だと考えて対処するのが大切です。基本的には専門業者に依頼して修理するか交換するかを選ぶことになります。どちらの方がコストパフォーマンスが良いのかはケースバイケースなのでよく考えて選びましょう。簡単な修理で数年間は安全に使えるようになる場合もありますが、修理費用と交換費用がほとんど変わらない場合もあります。素人目では簡単な修理で直るのかどうかがわからない場合も多いので、まずは業者に修理と交換の場合の見積もりを依頼してみると良いでしょう。明らかな費用の違いが生じたら修理で安く済ませようと考えて問題はありません。しかし、ある程度の修理費用がかかる場合には交換の方が長期的に見るとコストパフォーマンスが良い可能性もあります。適切な修理をしていてもいつかは大々的な修理をしてもあまり快適には使えない状況になってしまうこともあるからです。その際に役に立つのが10年から15年という寿命で、10年近く経っているのなら修理ではなく交換にした方が良いと考えるのが得策でしょう。10年近く経過していると給湯器の性能も高くなっていて、交換すると光熱費を削減できるようになる場合もあります。燃料の価格も変動しているので、昔は安かったから石油を使っていたけれど、今となっては電気やガスの方が安いという判断ができることもあるでしょう。最新式の節電性が高い給湯器を利用することで長期的に光熱費を削減するという方針を立てることもできます。故障が良い機会だと考えて交換してしまうのも決して悪い考え方ではありません。

給湯器の寿命に関連する知っておきたいこと

給湯器は寿命が来てから修理や交換をしようとすると辛い思いをしがちです。本当に故障して動かなくなってしまうとお湯が使えなくなってしまい、一刻も早く修理や交換をして欲しいと考えるでしょう。しかし、給湯器の交換は資格がある人にしか行えません。水道管を取り扱うことになるので給水装置工事主任技術者の資格が必要とされているので、燃料の違いによらずに有資格者に依頼することが必須です。しかし、業者も忙しいのでなかなか修理や交換に来てもらえない場合があります。修理の場合には部品が不足していて手配に苦労することもあり、古い型番の場合にはメーカーから部品を取り寄せなければならないことも稀ではありません。交換のときには機種を選定して使えるかどうかを確認しなければならず、気に入ったものが在庫切れという場合には他の給湯器で妥協しなければならなくなるでしょう。そのため、寿命が近いと感じたら早めに交換しておくに越したことはありません。温度が安定しなくなったり温度が下がったりしている状況ならまだしばらくは使えるので、その間にどの給湯器が良いかを調べて業者に手配しておいてもらうと良いでしょう。在庫があって業者がすぐに来てくれる状況なら交換にかかるのは半日以内というのが一般的です。修理の場合には数十分から半日程度で済むので、簡単なものなら修理で応急処置をしてもらった上で交換を検討するのも賢い方法でしょう。なお、マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいるときには給湯器の交換には注意が必要です。賃貸物件ときにはオーナーが必要設備として費用負担してくれることもあります。また、全体で同じ仕様のものを入れる方針にしていることもあり、勝手に他の規格のものには変更できない場合もあるので注意しましょう。管理規約を参照して給湯器の交換について管理組合の承認が必要かどうかを確認した上で手配するのが無難です。

バスタブの交換費用や工事ってどうなの?

バスタブの交換費用やタイミングって、よくわからないですよね?バスタブの交換は、本体価格以外にも、解体から設置までの工事費用が掛かります。実は、バスタブの種類や設置方法により費用は異なります。また、使用頻度によってもタイミングは違ってくるので、予め交換するべきポイントを知っておくと交換時期を見極めやすくなるでしょう。

バスタブ交換のタイミングを見極める3つのポイント

一般的に、バスタブの耐久性は15年から20年位と言われています。入浴する頻度や使用環境によって異なるので、もっと長く使い続けることも可能でしょう。長く使うと経年劣化により、どうしても老朽化してしまいます。よくあるのは、コーキングが劣化して、バスタブと壁の間から水が入ってしまい腐食が起こる現象。コーキングとは、バスタブと壁の隙間や、壁や床のタイル同士のつなぎ目を塞ぐための充填剤のことです。もし腐食が起きてしまうと、湿気を好むシロアリが集まってきて、被害を受けやすくなってしまうでしょう。カビの発生を抑制すれば、バスタブの寿命を延ばすことにもつながります。カビは、バスタブに付着した皮脂などを栄養分としているので、毎日の掃除でその栄養分を流してしまえば、カビの発生を抑えられます。バスタブ交換をする目安となるポイントは3つ。まず1つ目は、掃除をしたのに、すぐにカビが発生してしまう場合。壁や床のひび割れや腐食した部分から水が入ってしまい、壁の中にもカビが発生している可能性があります。こうなってしまうと、壁の中から原因を取り除かなければ解決しません。交換ポイント2つ目は、ひび割れや腐食していると思しき部分から、赤茶色の汚れが出てきた場合。バスタブを取り付けている金具がサビてしまっている可能性が高いです。サビがさらにひどくなると、壁に穴が開いてしまいかねません。最後に、排水溝の流れが悪くなっている場合。排水トラップの劣化により、壊れて水が漏れている可能性があります。水が内側に侵食すると、バスタブの腐食が始まってしまうので、これらのポイントを発見したときはバスタブ交換を検討してみましょう。

バスタブの設置方法は3つある

バスタブの設置は、3つのタイプに分かれています。据え置き型、埋め込み型、半埋め込み型。それぞれのタイプによって、設置方法や費用が異なります。据え置き型は、床面にバスタブを据え置く方法で、空間を演出するような際の設置によく使われています。床面に直接設置しているだけなので、リフォームの際は、バスタブのみを簡単に交換できます。埋め込み型は、バスタブの周囲の立ち上がり部分をタイルなどで仕上げる方法。周囲にフラットなスペースを設けることで、入浴の際にちょっと腰掛けたり、物を置くことも可能です。また、床面と同じ高さまで埋め込むことで、空間を広く持たせることができるでしょう。バスタブの底が床よりも低くなっているため、小さいお子さんや高齢の方がいるご家庭などには配慮が必要です。半埋め込み型は、バスタブの高さ3分の1位を床に埋め込み、床面から、30センチから40センチ程度立ち上げて設置する方法。一般的には、一番取り入れられているデザインでしょう。バスタブの立ち上がりが低いので、空間を広く持てて、出入りがしやすいのもメリットです。バスタブのタイプや設置方法は、家族構成や入浴スタイルに合わせて選ぶことが大切です。メーカーから、さまざまなスタイルが提案されているので、ぜひプロに相談してみてください。

バスタブ交換は6つの工程がある

バスタブの交換には、それぞれ6つの工程があります。1バスルームの現地調査と見積もり、2バスタブの解体撤去、3壁・床の取り壊し、4バスタブを設置する場所の下地調整、5新しいバスタブの設置と埋め込み、6壁・床の再構築、この流れで交換が行われます。1の現地調査と見積もりに関しては、業者によりますが、無料で行ってくれる場合がほとんどでしょう。次にバスタブの解体撤去を行います。ここでバスタブの解体費用が掛かります。次は、壁と床の取り壊し。バスタブのタイプと設置方法によって費用が変わってきます。既存のバスタブは壊してしまうので問題ありませんが、新たに設置するバスタブのサイズが入口より大きいと、中に入れることができません。そのときは、入口の壁をいったん壊さないといけない場合があります。設置が決まれば、次は、バスルームの下地調整。もともと既存の物が据え置き型で設置されていたときは、調整が不要の場合もありますが、バスタブの形状などによっては調整が必要になってくるでしょう。調整が終われば、新しいバスタブを設置します。埋め込み型などで設置するときは、埋め込む作業の手間や材料費が掛かります。最後に、壁と床の再構築をします。新しいバスタブを設置した後に、再び壁と床を作り直していきます。もし、再構築に多く費用が掛かるようであれば、ユニットバスをまるごと入れ替えた方が安くなる場合もあるでしょう。初めの見積もりの段階で、一緒に検討してみるといいかもしれません。

バスタブ交換は高額になりがち?

バスタブ本体の価格とは別に、交換の際は、それぞれの工程ごとに費用が発生します。既存のバスタブの解体撤去や処分費、新しいバスタブを設置・埋め込む際の工事費、排水管工事費、設置の際に壁や床を破壊したときは、その再構築工事費、他には、その他雑費などが掛かる事も珍しくありません。解体撤去の方法や、新たなバスタブの設置方法などによって、それぞれの工程の費用が異なってきます。バスタブの本体価格は、FRPであれば、1から35万円程度。人造大理石なら、2から120万円。ホーローは、8から135万円。ステンレスは、2から25万円。ヒノキなどの木製は、20から数百万円、とかなり幅広い価格帯です。ちなみに、FRPとは、繊維強化プラスチックのこと。FRPは、バスタブ以外にも、貯水タンクやヨットの船体、船底などに使用されています。工事に掛かる費用では、解体撤去と処分費で、約10万円。新しいバスタブの設置で、5から15万円。排水管工事費で、約7万円。壁や床の取り壊しと再構築の費用は、バスルームの大きさや状況などによります。その他の雑費などは、現場までの交通費や駐車場代などが掛かることがあるでしょう。バスタブ本体のどれを選ぶかによって価格は大きく違いますが、工事の内容次第でもかなり費用が変動します。

そもそも本当に交換が必要なのか不安になったときは、もしかすると、他の手段があるかもしれません。例えば、クリーニング。掃除をしても落ちない汚れは、使う洗剤が間違っている場合があります。汚れには酸性とアルカリ性があり、プロはその汚れを判断して洗剤を使い分けます。より効果の高いノウハウを持っているので、プロにクリーニングをお願いしてみるのも良いでしょう。また、クリーニングでは落とせなかったバスタブ汚れの場合は、浴室塗装の手段も有効です。経年劣化による色褪せなども、この塗装で隠せます。ただし、もともと既存のバスタブが据え置き型で、床に直接置かれているだけの場合は、塗装の費用とバスタブ交換の費用があまり変わらない場合もあります。専門家に相談してみましょう。工事費は、どうしても自分ではコントロールしにくい部分なので、複数の業者に相見積もりを出してもらうのも効果的です。相見積もりによって複数の業者との費用相談ができます。ただ、専門ではない業者は注意が必要です。お風呂のリフォームが専門ではない業者は、その都度材料を仕入れたり、不慣れな工程で作業に手間取って、余計な時間が掛かってしまうことがあります。余分な工程が増えると、無駄な費用が発生することもあるでしょう。バスタブ交換に慣れた専門の業者に依頼するのが一番の近道です。