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リフォーム用語で見かける在来工法とは?

ユニットバス

 

木材を使って柱や梁、筋交いなどを組み立てる木造の工法を、在来工法と言います。大きな建物や集合住宅では鉄筋コンクリート造や鉄骨造が主流なものの、一般家屋ではまだまだ健在です。しかし、浴室においては在来工法ではなく、ユニットバスが主流になってきました。そこでここでは、ユニットバスと在来工法の違いを説明したいと思います。

 

在来工法のメリット

防水と強度を高めるために基礎部分をコンクリートで固め、モルタルとタイルで仕上げるのが在来工法の浴室です。その家ごとの浴室面積に合わせて、いかようにもデザインできるのが最大の魅力です。ただ、使う素材は耐水性の高い素材でなければいけません。タイルの他、石材が使われることもありますし、木材ではキソヒノキやコウヤマキ、キソサワラなどが適します。それから、手摺の高さなども自由に決められますから、高齢者のいるご家庭ではこれもメリットになり得ますね。デザインにこだわりたい方にはおすすめの工法です。

 

在来工法の注意点

在来工法の注意点を挙げるとすれば、水漏れのリスクを避けるために入念な防水加工が必要ということです。リフォームする際も、防水効果が確かか確認した方がいいでしょう。それに、ユニットバスより断熱性能が落ちることは否定できません。寒がりな人は注意が必要です。工事に必要な職人は、大工の他、防水工や左官工、タイル工などです。様々な職人が工事に関わるだけ、工期は長くなりがちです。目安は3週間程度、工期と工費は比例すると考えてください。また、職人の技術が仕上がりを左右することを考えて依頼する必要があります。

 

ユニットバスのメリット

ユニットバスは、工場で床や壁、天井など全ての部材を作ってから現場で組み立てる浴室です。企画サイズしかないため、システムバスとも呼ばれます。防水性に優れた素材である上に隙間を最小限にして作っているので、水漏れの心配が少ないです。また、在来工法より断熱性に優れます。部材の品質は一定であり、基本的に組み立てるだけなので、職人の腕によって仕上がりが左右される可能性は低いでしょう。色々な職種を必要としない工法のため、工期が短く、工費が抑えられます。ユニットバスからユニットバスへのリフォームにかかる平均期間は3~4日、在来工法からユニットバスへのリフォームにかかる平均期間は4~7日です。

 

ユニットバスの注意点

在来工法からユニットバスにリフォームする際、合うサイズがない可能性があります。小さな浴室に大きなユニットバスを押し込むことは不可能ですから、基礎コンクリート部分を削る提案がなされるかもしれません。しかし、基礎を削ると耐震性能が低下する可能性は否めませんので、慎重に工事を検討することをおすすめします。従来より狭い浴室になるかもしれませんが、一回り小さいユニットバスを選ぶか、在来工法でのリフォームを検討してはいかがでしょうか。