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リフォーム用語説明-パントリーとは-

パントリー 

住宅リフォームにあたって、ある程度の専門用語の知識が必要になります。リフォーム用語の内のパントリーは、キッチンリフォームの時によく見聞きするため、もしキッチンを改修するつもりなら意味を理解しておくべきでしょう。パントリーはどんなものか、設置するならどんな点に気を付けるかなど、必要なことを見て行きましょう。
 

キッチン近くの収納スペース

パントリーは、キッチン付近に設置する収納スペースのことで、主に缶詰やレトルト食品といった日持ちする食用品の収納に使われます。棚の設置次第で、自分なりの見やすい陳列にできるため、アレンジできるキッチン収納として活躍します。保存食以外にも、常温保存ができる食品や使用頻度の低いキッチン用品を入れるのにも向き、冷蔵庫や引き出しのスペースに余裕を出すこともできます。リフォームで余裕のある収納がしたいなら、設置を検討してみましょう。
 

設置すればキッチンの利便性が上がる

パントリーのメリットは、キッチンスペースに余裕ができることです。作業効率が良くなるほか、使用頻度の低い道具や食品をまとめて収納できるので、キッチンがスッキリとします。引き出しにはよく使う物とすぐ使えないと困るものだけ、うまく使えばこんな利便性のいいキッチンにできたりします。ただ、パントリーの中身が確認できるようにしておかないと、在庫切れや消費期限の過ぎた食品などに気づけないことがあるので、棚の形状や収納の仕方には注意しましょう。
 

設置に向く場所とは

パントリーを設置するなら、風通しのいい乾いた日陰にしましょう。食品を入れることもあるため、湿気が多いところや日光がよく当たるところは設置に向きません。しかし、工夫すれば条件を整えて最適な場所にすることも可能です。例えば日当たりの強いところをパントリーにしたいなら、窓に日よけを設置すると日光を遮断できます。日当たりのいい場所は乾いていることが多く、日光の問題が解決すれば設置に向くようになります。また、部屋型の広いパントリーにする場合は、ほどよく光が入るように日よけを工夫すれば中が明るくなり、パントリー内が快適になります。
 

パントリーをうまく活用するには

オープンキッチンには釣り棚などの設置に向かず、収納スペースが限られるタイプがあります。そのキッチン収納の拡張には、パントリー設置が最適です。もしくは、デッドスペースの活用手段にしてもいいでしょう。キッチン周辺の用途のない空間に、風通しのいい日の当たらないところがあれば、そこに設置するのがおすすめです。または、食器棚をパントリーに改修する手もあります。設置場所が思いつかない時は、食器棚が収納スペース拡張の足がかりになります。収納場所の確保のほか、無駄になっているスペースを有効活用する手段としても、パントリーは活躍します。