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エコリフォーム用語集の一つ複層ガラスとは

複層ガラス

近年のリフォームをする際のニーズとして、極力エネルギーを持ちいらなくても過ごしていけるようにするのが増えています。そんなエネルギーを持ちいらなくても過ごせるようにすることをエコロジーというのですが、そのエコロジーの観点で住宅に取り付ける需要が伸びつつあるのが欧米では既に導入が盛んである複層ガラスです。この複層ガラスとは何なのか、そしてエコとの関係をこれからリフォームする人に紹介します。

複層ガラスとは一体どんな仕組みのガラス

複層ガラスはどんなガラスなのかというと、通常のガラス板は一枚の板のようになっていますが複層ガラスは2枚重ねになるように作られたガラスのことです。ガラス板はそのままでは引っ付かないのでその間にシリコンとゴムでを接着剤としても用いり、さらに窓と窓の間に空気が入らないように特殊な機器を用いて真空にするか空気よりも軽いガスであるアルゴンガスを注入して追い出します。そうして中身を真空状態に近い状態にした複層ガラスは、通常のガラス板では成しえない色々な効果を発揮することで注目されることになります。

中身の空洞が断熱と遮音そして結露防止を発揮する

複層ガラスのメリットはその中身の空洞が関係しており、この空洞が断熱と遮音そして結露防止と自宅の中で過ごすときに問題になることを一気に解決してくれるということです。断熱と遮音そして結露の共通点というのは空気です。熱というのは太陽の光の熱を吸収した空気が室内に入り込むことで、室内の空気も温めてしまうことで熱くなります。そして音は空気の振動なので、空気の振動はそのほかの空気にも影響することで遠くにまで伝わってしまいます。そして最後の結露の部分は、外側の空気が冷たいのに内側の空気が暖かいと温度差によって空気の中に含まれている水分が引っ付き合ってしまい水滴になることです。これら3つの原因に共通するのは対象となる空気がそのほかの空気に影響するのが問題なので、そのほかの空気に対する影響自体を無くしてしまえば問題は解決するということになります。複層ガラスは先に言ったとおりに特殊な機器もしくは空気よりも軽いアルゴンガスを用いて空気がない真空状態を作り出しているので、この空気への影響自体を妨げることが出来るので断熱と遮音そして結露防止につながるというわけです。

これから温暖化が進むのであれば必須になってくる

複層ガラスは日本ではあまり認知されていないガラスですが、欧米では既にエコの観点から取り入れられています。その理由としては当初普及し始めたのは北極に近い北欧やカナダなどの地域であり、これらの土地は季節によって寒暖差が激しいため影響を緩和するために取り入れられたのが最初です。しかし寒暖差が激しい場所で取り入れられてきたガラスが全体に普及し始めたのは、やはり近年の環境問題である温暖化の影響が大きいです。温暖化になると平均気温が高くなるので夏は35度以上が当たり前になり、冬も夏の反動で氷点下以下にまで下がることが発生しています。それを緩和するためにエアコンやガスストーブなどを使用しますが、これらの機器の過度な使用は電気代を圧迫すするだけでなく結局のところ温暖化を促進してしまうので逆効果になってしまうのです。そこでエコの観点から使用を減らす目的で複層ガラスを取り付けると、そのガラスの効果によって過度な使用を抑えられるので複層ガラスはこれからの住宅に必須のアイテムになると考えます。