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リフォーム用語について知ろう!下地調整とは

下地

 

下地調整とは、新たなクロスや塗料を使う前に行う前処理のことです。汚れや傷みをそのままにして単に新しいクロスや素材を張るだけでは、密着性が下がってすぐに剥がれてしまう可能性が高くなります。それを防ぐために行うのがこの下地調整なのです。表には出ないものの、リフォームの仕上がりを左右する非常に大切な作業となります。

 

壁紙張り替えの下地

部屋の壁紙は面積が大きいため、仕上がりがそのままリフォームの成否を分けることになります。職人さんの間では、壁紙を張るよりも下地調整の方が難しいと言われているくらいなのです。壁紙の下地調整には、「下塗り」と「仕上げ」の2種類があります。元の壁材がプラスチックなど水を吸収しない素材でできている場合、この両方の工程を行います。下塗りをしないと、デコボコを埋めるためのパテが浮いてしまって壁紙が貼れなくなるからです。

 

床リフォームの場合は?

床のリフォームにはいろいろな種類がありますが、その前段階として床をならしたり、現在の床材を剥がしたりする必要があります。床は毎日人や家具の重さを受け止めているので、どうしても歪みやへこみが生じます。これらをそのままにしておくと、歪みやへこみが悪化したり、異音が発生するようになってしまうのです。床の下地調整にもいろいろな種類があります。現在の床を剥がして新しい床材を置く場合、穴やデコボコを補修する必要があります。パテを塗って済むならそれでいいのですが、状態が酷くパテでは対せよできない場合はベニヤ板を張ることになります。これを捨て板といい、床組の一部に釘打ちして固定することになります。

 

外壁の下地調整

外壁塗装では、新しい塗料を塗る前に下地調整を行います。古い塗膜には汚れや剥がれなどが起きて劣化しているので、このまま新しい塗料を塗ってもしっかりと密着しないからです。高圧洗浄やクラック処理を終えたら、次にシーリングの処理を行います。現在多くの住宅の外壁は、窯業系サイディングを使っています。板状のサイディングの隙間を埋め貼り付けているのが、シーリングの役割です。シーリングが劣化するとサイディング自体がはがれ落ちてしまうため、塗り替える前にシーリングの状態を確認する必要があるのです。劣化が進んだシーリング材は全て剥がして新たなシーリング材にする必要があるのですが、悪質な業者は剥がす作業を行うことなく、新しいシーリングを上から充填するだけで済ませていることがあります。その場合必要な耐久性を維持できず、剥がれなどの不具合が生じる可能性が高くなります。こうした事態を防ぐためには、複数の見積を取って、シーリング処理の価格を比較することが有効になります。