リフォーム用語に出てくる洗面ボウルって何?
気に入って購入した家であっても、住んでいるうちに段々と気になる部分は出てくるものです。キッチンやリビングをこだわり空間にしている家庭が多い中、不満な場所を洗面所と答える人も少なくないのです。客人が手を洗ったりするため、家族以外の人も利用する事がある洗面所、もっとおしゃれにこだわった空間にすることは可能なのでしょうか。
狭いわりにモノが多い空間
一般の住宅で洗面所を広く取ってあるという家庭は少ないのではないでしょうか。長時間人が過ごす場所ではないため、リビングやキッチンといった空間は広く取ってあっても、洗面所というのは狭い面積しかありません。しかし浴室が隣接していたり、洗濯機が置いてあったり、必要なものは意外に多いのが洗面所です。例えば、浴室が続きになっていれば、バスタオルやパジャマ、下着などをしまっておくスペースが必要となります。洗面所はもともと、手や顔を洗ったり歯を磨いたりする場所なので、そのために必要なタオルや歯ブラシ、洗顔セットなどを置く場所もいります。狭い空間でありながら、いろいろな細かいものを収納するスペースが必要であるため、どうしてもスッキリ片付けることに目が行きがちとなるのです。
フォーカルポイントを作る
限られた空間をおしゃれに見せるためには、フォーカルポイントを作ることが有効です。フォーカルポイントとは、その空間に入ったときに真っ先に目につくモノのことを指します。洗面所の主役で、フォーカルポイントを作るのに有効なのが洗面ボウルです。洗面台というと、多くの家庭ではシステム洗面台を使用していることでしょう。収納や機能性がシンプルにまとまっているのが特徴ですが、一方で無難な印象というものは否めません。そこで、洗面ボウルをこだわりのものに交換するリフォームことで、フォーカルポイントを作り出すことが出来るのです。
洗面ボウルとは?
洗面ボウルとは、顔を洗ったり手を洗ったりする際に、蛇口の下に設置されている洗面器のことです。システム洗面台では洗面ボウルは洗面台と一体型になっていることがほとんどですが、海外のように洗面ボウルを設置している家庭が増えているのです。 ひとことで洗面ボウルといっても、その形は置き型・カウンター落とし込み型・脚付きスタンドタイプなどいろいろです。素材も、合成樹脂・陶器・ホーローなど様々なものが販売されています。給排水設備がすでに整っている洗面所であれば、リフォームに関してもそこまで費用が高額になるという事はありません。なかには、自分でお気に入りの洗面ボウルを見つけてきて、セルフリフォームする人もいます。洗面ボウルひとつで、空間の印象を大きく変えることが出来るのです。
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