スライド収納でリフォームを考える人のための用語集
スライド収納とは限りある大きさの部屋の隙間に小さな引き出しや棚を作るというものです。ボックスや棚などを置いた僅かな隙間に作る方も少なくなく、また小さなもの等を入れておくに便利な収納方です。DIYで作ってみたくてもイメージがぼんやりとしている方も少なくないと思います。見せたくないものを隠してしまったりも出来る収納術なので上手く活用していきたいものです。
分納収納とは
スライド収納と言えば文字通り引き出しのような形のイメージで間違いありません。この引き出しを大小様々な大きさで作り分納収納を心がけてみると何をどこにしまったか分かりやすくなります。分納収納と言うのは部類分け、収納しておきたい物の部屋割りの様なものです。例えばキッチン周りならフライパンやお鍋など調理器具を大きく作った収納場所へ、お玉などの小さなものはまた別の場所へ、など考えて収納していく方法の事を差します。またその中でも更に仕切りなどを作って小分けしていくのも良いかもしれません。
サイレントレール
収納していたものを出したり閉めたりする時に扉のような棚だと大きな音を立ててしまうことがあると思います。もしくは思い切り力を入れて閉めて閉まったために指を挟んでしまった経験をしてしまった方も。スライド収納にはサイレントレールと言うものがあります。レールを使うため扉のような物音はなく静かに開け閉めが出来るため物音がしないというメリットがあり、同時に強く指を挟んでしまうと言う痛い思いをすることも少なくなるのでお子さんがいらっしゃるご家庭におすすめします。
フルエクステンションレール
きっちりと奥から詰めていったは良いけど今度は取り出しづらい、と言うときに活躍してくれるのがフルエクステンションレールです。スライド収納は奥の方まできっちりと収納出来るとは言っても今度は取り出すときに身を屈めたりして苦労します。ご年配の方なら腰などを痛めてしまう可能性もあり、体に負担をかけさせてしまう体勢になりがちなデメリットを解消するためのものです。フルエクステンションレールの持ち味は最大限まで引き出すこと。即ち奥の方に入れた物も楽に取れる使用になっています。
フロアコンテナ
スライド収納の一つでキッチン足元の収納場所です。床スレスレのところまで収納スペースにしてしまう正に隙のない場所の事を言います。これでは掃除がしづらいのでは思われるかもしれませんがそんなことはありません。掃除機やモップが入りやすいような空間があるので掃除の邪魔にはなりません。同時にキッチンマットも絡むことはないので邪魔にならない足元の収納スペースになります。各キャビネットの大きさは大容量となっているので冬にしか使わない鍋などを入れておくに適しています。
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