浴室などに設置してあるシャワーホースは、長期間使い続けていると水漏れすることがあります。そのようなとき、どうすればよいのでしょうか。シャワーホースを交換する方法や必要な道具について紹介しますので、参考にしましょう。

自分でシャワーホースを交換することはできるのか

どのような場合に、シャワーホースの交換が必要になるのでしょうか。シャワーホースは10年ほど使い続けると、経年劣化します。シャワーホースに穴が開き、水漏れをしている場合は交換が必要です。また、水漏れをしていなくてもホースに亀裂がある場合は、早めに交換する方がよいです。「シャワーホースを交換したいけれど、はたして自分でできるのか」と心配になる人もいるでしょう。シャワーホースの交換はポイントを押えておけば、自分ですることができます。ただ、自分で交換するのが不安な人は無理せず業者に依頼しましょう。故障の原因が分からない場合も、業者に依頼した方がよいです。

シャワーホースの交換に必要な道具を用意しよう

シャワーホースの交換を自分でやることに決めたら、作業に使う道具を用意しなければなりません。まず、必要な道具はウォーターポンププライヤーです。ウォーターポンププライヤーや水周りのナットなどを緩めたり締めたりするときに使う道具です。値段は1000円から2000円くらいで、ホームセンターなどで購入することができます。ソフトタッチタイプが使いやすいのでおすすめです。ウォーターポンププライヤーの代わりにモンキーレンチを使っても構いません。もうひとつ必要な道具は、交換用のシャワーホースです。シャワーホースはホームセンターなどに行けば、様々な種類が売ってあります。元栓のサイズに合うホースを用意しましょう。シャワーヘッドも交換したいと思っている人は、シャワーヘッドとセットになった商品を買うとよいです。

シャワーホースの交換方法

道具を準備できたら、いよいよ交換作業に取り掛かります。シャワーホースの交換方法を押えておきましょう。まず、水栓とシャワーホースを接続しているナットをウォーターポンププライヤーを使って緩めます。ある程度緩めたら指でナットを回して外します。そして、既存のホースを取り外します。水栓に付属アダプター（またはナット）を取り付け、そのアダプターに新しいシャワーホースを接続します。手でシャワーホースを回して取り付けましょう。その後、ウォーターポンププライヤーでしっかり締め付ければ、作業は完了です。自分で交換をした場合にかかる費用は材料費だけです。業者に依頼した場合は、材料費の他に工事費がかかります。目安の代金は30000円から50000円くらいです。

業者によって代金は異なるので、複数の業者から見積もりを取ることがおすすめです。即日対応してくれて、アフターサービスや工事保証が充実している業者を選ぶとよいです。

シャワーホースを交換しよう

シャワーホースの交換について、ポイントとなることや作業手順について紹介しました。「シャワーホースの交換って、思っていたより簡単かも」と思った人もいるのではないでしょうか。自宅のシャワーホースの劣化が気になっている人は、ぜひシャワーホースの交換を検討しましょう。シャワーホースは10年以上使い続けると、劣化がひどくなります。そのため、水漏れをする前にシャワーホースを交換しておくことがおすすめです。

様々なデザインのシャワーが販売されているので、自分好みのものに付け替えるとバスタイムが楽しくなります。

シャワーホースを交換したら、シャワーホースを長持ちさせることが大切です。こまめに掃除をすることがポイントです。使った後は、スポンジに洗剤をつけて磨くようにしましょう。シャワーホースだけでなくシャワーヘッドも同じように劣化するので、同時期に交換するとよいです。