無垢材とは文字の通り無垢な材質です。混ざり気のないという意味で、一本の木から切り出してつなぎ目のない材木の事を言います。木の種類似よって、色合いや雰囲気が変わる為リフォーム後の部屋のイメージに合う木の種類を選定出来ます。リゾート感の出る明るい色合いのオークやメープル等からシックな色合いのウォールナット等木の種類に寄って雰囲気はかなり違ってきます。
　

無垢材を取り入れるメリット

無垢材の良さは天然素材であり、質感や肌触り、香りが良いところでしょう。自然そのものの材質なので、調湿作用があり施工後にイヤな臭いがこもらず快適な空間を作ってくれます。生活する中で表面に傷が付くこともありますが、少しの凹みであれば水を含ませると目立たなくなりますし、様々な傷もまた味わいの一つになります。また、素足で歩いてもべたつくこともなく一度その感触を体験すると他の材質では素足では歩きたくなくなるかもしれません。小さい子供がいらっしゃる家庭ではよりメリットを感じる事が出来ると思います。床の上をハイハイする赤ちゃんには天然素材の床で木の温もりを感じられるでしょう。少し大きくなると、おもちゃを床に落として傷を付けたり、柱に毎年身長の記録を刻んでみたりと、無垢材ならではの成長の過程を刻むことも出来ることでしょう。お子さんが大きくなったときに一緒にそれらの傷の思い出を語ることが出来ればさらに思い出深い家の出来上がりです。
　

無垢材のデメリット

先に無垢材のメリットを挙げましたが、デメリットも少しはあります。 天然の素材であるために乾燥による反りや収縮で隙間が出来やすいところや、水に弱いため水をこぼしてしまったらすぐ拭くといった注意点があります。せっかくの無垢材ですので、メンテナンスも天然のものを使用するとなると、蜜蝋等の天然素材のワックスの購入が必要になることもあります。水に弱いため普段は乾拭きがメインですので、水拭き掃除を毎日しないと気が済まない方には向かない材質かもしれません。
　

無垢材という選択肢

リフォームの際に無垢材を選択肢に取り入れようとする人は、やはり天然の素材の良さに魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。毎日生活する中で現代は様々なストレスを受ける環境になっていますが、家の中に天然の材質を取り入れることにより、リラックス出来る空間を作ることが出来れば毎日の生活をより良いものにする事が出来ると思われます。家に帰ったときに天然の木の香りがする環境、リビングでくつろぐ中で目に映る木の木目の床や柱は自然とリラックス効果を生みだしてくれる事でしょう。