横浜で水回りのリフォームならお任せください。

お気軽にお電話でお問い合わせください。 090-2947-3562 【受付】9:00~19:00 【定休】日・祝日

ブログ


給湯器の寿命は?こんな症状に気をつけよう!

給湯器の操作パネル

 

給湯器を使っていると調子が悪いのではないかと感じることがあるでしょう。突然壊れてしまうとお湯が使えなくなって途端に困ってしまいますが、今のところはちゃんとお湯が出ているとなるとまだ大丈夫かもしれないと考えてしまいがちです。寿命がどの程度なのが一般的かを知った上で、症状に応じてリスクの高さを把握しておきましょう。

 

給湯器の一般的な寿命とは?

家庭で使用されている給湯器には種類があります。燃料の違いではガス式のものが主流になっていますが、電気や石油を使っている給湯器も多数流通しています。また、給湯器がお湯を供給する仕組みも大別すると二通りあり、瞬間式と貯湯式に分けることが可能です。瞬間式の場合にはスイッチを入れるとすぐにその場で温度を上げてお湯を供給してくれるのに対し、貯湯式の場合には予め沸かしておいたお湯を保温しておいて給湯してくれる仕組みになっています。このような違いこそあるものの、給湯器の寿命には実はあまり大きな違いがありません。一般的な使い方をしている場合には10年から15年程度が寿命で、使用量によって大きく左右されるのが特徴です。もともと屋外に置くことが想定されているので使用環境による影響は小さく、単純にどれだけ稼働させたかが寿命に影響します。北国で使用量が多い場合や大家族なのにあまり容量が大きくない給湯器を使っている場合などには寿命が10年程度になることもよくありますが、一人暮らしでほとんど使わないという場合には15年以上も使えることもあるのでケースバイケースです。あくまで期間的な寿命は目安として覚えておき、寿命が近づいているのがわかる症状に気づいたときに対策を立てるという考え方が重要になります。

 

こんな症状には要注意!

給湯器の寿命を感じやすい症状として代表的なものには五つあります。一つ目として、突然動かなくなってしまってお湯が全く出ないという場合には寿命の可能性があるでしょう。電源がつながっているか、ガス栓が閉じてしまっていないか、石油が切れていないかといった点を一通り確認しても問題がない場合には突然の故障と考えるのが妥当です。二つ目として給湯器から煙が立ち上がってきたというケースがあります。この煙が黒い場合には不完全燃焼が起こっていてガスや石油などが異常な燃え方をしてしまっているリスクが高く、このまま稼働させていると危険です。火事を起こしてしまうリスクがあるだけでなく、ガスの場合には一酸化炭素などの中毒性のあるガスが生じている可能性があります。わずかでも煙が目視できた場合には寿命が来たと考えるのが安全策です。三つ目として異常な音を感じたというケースがあります。給湯器を動かしているときに燃焼に伴う音がするのは正常ですが、ガタガタといった音や爆発音などが聞こえているときには内部で故障が生じている可能性があります。しばらくは使える可能性があるものの、いつ黒い煙が立ち上がるようになるかもわからない状況なので速やかに対処をしましょう。四つ目としてお湯の温度が安定しなくなる症状が挙げられます。給湯器の寿命が近づいてくると温度制御がうまくいかなくなりやすく、お湯を流しているときに突然温度が上がったり下がったりすることがあるのです。シャワーを浴びているときに突然冷水になったり、手を洗っているときに熱湯が出てきたりすると危険が大きいので早めに対処しましょう。これに類似している症状として五つ目に挙げられるのが温度の低下です。温度を高めに設定してもあまり上がらなくなってしまうのも温度制御の機能が低下しているか、燃焼系にトラブルが発生しているといった原因が考えられます。徐々に温度がぬるめになっていくと気づかない場合もありますが、自覚できる程度まで下がってきたときには速やかに対処した方が良いという認識を持っておきましょう。

 

寿命を感じたら修理か交換か

交換か修理が選ぶ

 

何らかの症状が出てきたら給湯器の寿命だと考えて対処するのが大切です。基本的には専門業者に依頼して修理するか交換するかを選ぶことになります。どちらの方がコストパフォーマンスが良いのかはケースバイケースなのでよく考えて選びましょう。簡単な修理で数年間は安全に使えるようになる場合もありますが、修理費用と交換費用がほとんど変わらない場合もあります。素人目では簡単な修理で直るのかどうかがわからない場合も多いので、まずは業者に修理と交換の場合の見積もりを依頼してみると良いでしょう。明らかな費用の違いが生じたら修理で安く済ませようと考えて問題はありません。しかし、ある程度の修理費用がかかる場合には交換の方が長期的に見るとコストパフォーマンスが良い可能性もあります。適切な修理をしていてもいつかは大々的な修理をしてもあまり快適には使えない状況になってしまうこともあるからです。その際に役に立つのが10年から15年という寿命で、10年近く経っているのなら修理ではなく交換にした方が良いと考えるのが得策でしょう。10年近く経過していると給湯器の性能も高くなっていて、交換すると光熱費を削減できるようになる場合もあります。燃料の価格も変動しているので、昔は安かったから石油を使っていたけれど、今となっては電気やガスの方が安いという判断ができることもあるでしょう。最新式の節電性が高い給湯器を利用することで長期的に光熱費を削減するという方針を立てることもできます。故障が良い機会だと考えて交換してしまうのも決して悪い考え方ではありません。

 

給湯器の寿命に関連する知っておきたいこと

給湯器は寿命が来てから修理や交換をしようとすると辛い思いをしがちです。本当に故障して動かなくなってしまうとお湯が使えなくなってしまい、一刻も早く修理や交換をして欲しいと考えるでしょう。しかし、給湯器の交換は資格がある人にしか行えません。水道管を取り扱うことになるので給水装置工事主任技術者の資格が必要とされているので、燃料の違いによらずに有資格者に依頼することが必須です。しかし、業者も忙しいのでなかなか修理や交換に来てもらえない場合があります。修理の場合には部品が不足していて手配に苦労することもあり、古い型番の場合にはメーカーから部品を取り寄せなければならないことも稀ではありません。交換のときには機種を選定して使えるかどうかを確認しなければならず、気に入ったものが在庫切れという場合には他の給湯器で妥協しなければならなくなるでしょう。そのため、寿命が近いと感じたら早めに交換しておくに越したことはありません。温度が安定しなくなったり温度が下がったりしている状況ならまだしばらくは使えるので、その間にどの給湯器が良いかを調べて業者に手配しておいてもらうと良いでしょう。在庫があって業者がすぐに来てくれる状況なら交換にかかるのは半日以内というのが一般的です。修理の場合には数十分から半日程度で済むので、簡単なものなら修理で応急処置をしてもらった上で交換を検討するのも賢い方法でしょう。なお、マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいるときには給湯器の交換には注意が必要です。賃貸物件ときにはオーナーが必要設備として費用負担してくれることもあります。また、全体で同じ仕様のものを入れる方針にしていることもあり、勝手に他の規格のものには変更できない場合もあるので注意しましょう。管理規約を参照して給湯器の交換について管理組合の承認が必要かどうかを確認した上で手配するのが無難です。